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 今日は特に変わりない一日で、書くことがないのでこれまでに読んだことのあるラノベについて書こうか。
今回紹介するのは「狂乱家族日記」第6回えんため大賞(佳作)受賞作で日日日(あきら)のデビュー作でもある。
日日日は高校在学時に第1回恋愛小説コンテストラブストーリー大賞、新風舎文庫大賞大賞、第6回エンターブレインえんため大賞佳作、第8回角川学園小説大賞優秀賞、第1回MF文庫J新人賞編集長特別賞など5つの賞を受賞。そのためライトノベル作家には珍しく、様々な出版社から作品を発表していて、その他漫画や映画の原作にも手を伸ばしていて今夏上映する「私の優しくない先輩」の原作者だったりする。
ラノベ将来書いてみたいなぁなんて安易な夢を抱いている自分にとって好きな作家のひとり。
 前置きがながくなってしまった。少し自重。
 あらすじを言うと、1000年前に現れた破壊の化身「閻禍」(えんか)は、破壊神の名が通る程の破壊、殺戮を行い、団結力を固めた人間によって殺された。その死に際に「1000年後に自分の<<子供>>が世界に絶望をもたらす」という不吉な言葉を残し滅びていった。それから1000年後、DNA鑑定の結果「閻禍の子供」の可能性のある人間・生物が発見された。ならば殺して、平和を保てると希望が持てたのはつかの間。なんと閻禍の子供が複数発見されてしまった。そのどれが「閻禍の子供」であるかを確かめるため、ある作戦が決行されることになった。それは、「閻禍の子供」の可能性のある者を家族として共同生活させるという「なごやか家族作戦」(なんつーメーミングセンス)。対策局対策一課行動部隊長である乱崎凰火は、この作戦に「父親」として強制参加させられる。そして、温かい家族生活の中で閻禍の子供がぼろを出し、それが特定したら射殺する。そんなどこか間が抜けた作戦のもとで結成された家族が描く、架空の国家を舞台に巻き起こる数々の騒動と、それぞれコンプレックスを抱えたキャラクター達の成長と家族愛を描いたファンタジー
とまぁこんなところだ。
 なにかと重い話題でも明るくハチャメチャに暴走していくところが魅力です。

狂乱家族日記壱さつめ (ファミ通文庫)

狂乱家族日記壱さつめ (ファミ通文庫)

〜今日の名言〜
「世界はけっこういいかげんな造りになっていて、できないことなんか本当はないのだぞ。まずは――やってみろ。後悔をしていられるくらい暇ならば」
狂乱家族日記