せかいし!!

 いつもの男女比1対10の世界史の授業。
今日はローマ帝国の繁栄と分裂についてでした。
 
 でたよ、マルクス=アウレリウス=アントニヌス。
 それとローマの文化について講義してもらいました。
 なんでもローマ文化はギリシアの影響を受けまくりで、何人かのギリシア文学の〜の影響を受けた〜とか。
 それと、ギリシャ神話転身譜から「エコーとナルキッソス」を話してくれました。
 ギリシャ神話のニンフ(妖精)はなんでも人間の姿をしていて、普通に人間に恋をするものとされました。と前置きがあって、
 あるところにエコーというしゃべりだすと止まらないおしゃべりなニンフがいました。
その噂を聞いたゼウス(こちらはおなじみ)は妻のヘラに浮気がばれて追われている時にエコーを待ち伏せといて、ヘラがエコーの話に「うん。うん」と聞いているすきにゼウスは逃げました。
 ヘラは「なによ、このおしゃべりは(怒)」とエコーに話しかけられたときに相手の最後の言葉をくりかえす以外は口を聞けないようにしました。
 ある日湖で、エコーの好きな男の子ナルキッソスは(この名はもしや、、、)茂みに身を隠したエコーに「だれか、いる?」と叫ぶと、「いる、いる」と身を隠したまま答えて、「こっちにきて!」と「きて、きて」とエコーは身を乗り出す。
しかし、自分が一番好きなナルキッソス(やはりな)はエコーの愛を冷たく拒絶した。
 エコーは悲しみのあまり洞窟に閉じこもり、ついには声だけになってしまったという。(いわゆるエコー)
いっぽう、ナルキッソスは水面に映った自分にキスをしようとして湖に落ちてしまい(このときの先生のキス顔が頭から離れん)、最後には水仙の花になった。
 ここから水仙の花ことばが「自己愛」であり、彼女に水仙の花をプレゼントするのは「俺、自分が好きだぜ」といっているのと同じだそうだ。
もうわかっているだろうが、この話がナルシストの語源でもある。
 その他、July、Augustusの語源の話もありました。
 
 この先生の授業は楽しいな〜♪
この記事のタイトル、最近のはやりに合わせないで「たのしい世界史の授業」ぐらいにしとけばよかったかな?